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メルカリ、男女賃金格差7%から1.4%へ急縮小。しかし「説明できない格差」は依然として残る

human The Office unverified 2026-03-25 23:09:31 Source: ITmedia

メルカリが公表した男女間の賃金格差が、わずか数年で7%から1.4%へと劇的に縮小した。この急激な改善は、単なる数字の変化ではなく、同社が「説明できない格差」の解明に本腰を入れた結果だ。2023年に初めて公表された7%の格差は大きな波紋を呼び、企業内部に強い圧力と透明性への要求をもたらした。

その後の取り組みでは、単に全体の平均値を下げるのではなく、「同じ職種、同じ等級」という条件で比較してもなお存在する、説明のつかない賃金差に焦点を当てた。この「残存格差」の存在を認め、その原因を組織的に追究したことが、数値の大幅な改善につながった核心だ。メルカリは、表面的な是正ではなく、職務内容や評価プロセスそのものの見直しを通じて、根本的な是正を試みた。

この動きは、日本のテック業界におけるダイバーシティと公平な報酬への取り組みに新たな基準を示す可能性がある。多くの企業が「男女格差」を語る中で、メルカリは「説明できない差」というより厳密な指標を追及した。しかし、1.4%という数字は改善を示す一方で、完全な解消には至っておらず、制度や無意識のバイアスに潜む課題が依然として残っていることを示唆している。このプロセスは、透明性の高いデータ開示と継続的な内部監査が、真の組織変革に不可欠であることを浮き彫りにした。