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Trust Wallet、2億超ユーザー向けにAI取引エージェント「TWAK」を正式リリース。仮想通貨取引の自動化フェーズへ
仮想通貨ウォレット大手のTrust Walletが、AIエージェントによるオンチェーン取引の直接実行を可能にする新インフラ「Trust Wallet Agent Kit (TWAK)」を正式に公開した。これにより、同社の2億2,000万人以上のユーザーは、25種類以上の仮想通貨でAIエージェントを活用した自動取引が可能となる。これは、単なる分析ツールではなく、取引の「AI実行」への本格的な移行を意味する。
TWAKは、コマンドラインインターフェース(CLI)とModel Context Protocol (MCP)を介してアクセス可能で、ユーザーは自己非管理型と承認型の2つのモードから選択できる。自己非管理型モードでは、ユーザーが完全に制御権を保持し、承認型モードでは、事前に設定された条件に基づいてAIが取引を実行する。この二重構造は、高度な自動化の利便性と、資産管理におけるユーザーの最終的な安全性を両立させることを目的としている。
このリリースは、仮想通貨取引のユーザー体験を根本から変える可能性がある。大規模なユーザーベースを持つTrust Walletがこの分野に参入することで、AIを活用した資産管理と取引実行が、専門家の領域から一般ユーザー層へと急速に普及する圧力が高まる。業界は、スマートコントラクトやDeFiに続く、新たな「AI実行」のフェーズへの移行期にある。