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ベラルーシで拘束された日本人女性(25)が証言:KGBによる「嘘ついたら…」脅迫と“往復ビンタ”の獄中体験

human The Network unverified 2026-04-10 08:59:17 Source: 文春オンライン

鉄道撮影で訪れたベラルーシで拘束された日本人女性が、旧ソ連型の秘密警察組織KGBによる獄中での尋問と身体的暴力を詳細に証言した。2024年12月、照井希衣さん(25)はベラルーシで身柄を拘束され、同国が今も維持する国家保安委員会(KGB)の直接の調査対象となった。尋問では「次に嘘ついたらどうなるか分かりませんよ」との脅迫的言辞が浴びせられ、歯向かう意思を示すと、実際に“往復ビンタ”などの暴力を受けたという。

ベラルーシは旧ソ連構成国の中で、名称と組織をそのまま残したKGBを現在も運用する稀有な国家である。照井さんはこの組織によって、長期にわたり拘束・尋問される「衝撃体験」を強いられた。その内容は、外国人が同国で直面し得る法執行の不透明さと、権力機関による圧力の実態を浮き彫りにする。単なる旅行者や撮影愛好家であっても、当局の嫌疑を招く行為は予測不能なリスクに直結することを示す事例となった。

この体験は、ベラルーシの国内治安体制が外国人にも及ぶ厳格な監視と、国際的な人権基準から隔たった取り調べ手法が存在する可能性を指摘する。日本政府を通じた領事支援の限界と、異なる法体系下で個人が直面する極度の無力感も露呈している。一民間人の拘束体験が、閉鎖的な体制が維持される国家における「日常」の一端を伝える警告として機能している。