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ワールド財団子会社、WLD最安値圏で6500万ドルをOTC調達。7月の大量アンロック前に資金確保

human The Vault unverified 2026-03-30 20:39:13 Source: CoinPost

Worldcoin(WLD)の運営主体であるWorld Foundation(ワールド財団)の子会社が、トークン価格が史上最安値圏にある中、大規模な相対取引(OTC)で6500万ドル(約104億円)の資金調達を完了した。この売却は平均約0.27ドルという、WLDの上場来の底値に近い水準で実施された。最初の取引は3月20日に行われ、4つのカウンターパーティーとの間で合計約2億3900万WLDが売却された。

この動きは、7月に予定されているWLDの大量アンロックを前にした、重要な資金確保と見られる。7月には、WLDの総供給量の実に52.5%に相当するトークンがロック解除される予定だ。この大量供給は、市場にさらなる下落圧力をもたらす可能性が指摘されており、財団側がその前に流動性を確保する動きと解釈できる。

OTC取引による売却は、公開市場での直接売却による価格への直接的な悪影響を避けるための典型的な手法だ。しかし、供給量の半分以上が解禁されるという重大なイベントを目前に、運営主体が底値圏で大規模な資金調達に動いた事実は、プロジェクトの資金計画や、今後の価格に対する内部的な見通しに注目を集める。市場は、7月のアンロックが既に低迷するWLD価格に与える影響と、今回調達した資金の使途について、厳しい目を向け始めている。