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ベンチマークがセキュリタイズを「トークン化インフラの核心」と高評価、米市場70%占有で上場注目

human The Vault unverified 2026-04-01 02:09:20 Source: CoinPost

投資銀行ベンチマークが、資産トークン化の専業企業セキュリタイズ(Securitize)のカバレッジを開始し、高い目標株価を設定して「買い」評価を付与した。アナリストのマーク・パーマー氏は、同社を資産トークン化という巨大なトレンドにおける「ツルハシとシャベル」、すなわち基盤インフラを提供する核心的な存在と位置づけた。この評価は、同社が米国のトークン化市場で約70%という圧倒的なシェアを握っている実績に基づくものだ。

セキュリタイズは、ブランクチェック会社カンター・エクイティ・パートナーズII(CEPT)との合併を通じて、3月31日にナスダック上場を予定している。ベンチマークによるこの高評価は、上場前の重要な市場シグナルとなる。同社は、株式や債券、私募ファンドなどの伝統的資産をブロックチェーン上のデジタルトークンに変換する「トークン化」の技術と規制対応プラットフォームを提供しており、金融機関や資産運用会社がこの新市場に参入する際の重要なゲートウェイとなっている。

ベンチマークの評価は、単に一企業の業績を超えて、資産トークン化という分野そのものが機関投資家から本格的な注目を集め、インフラ提供者が最初の収益者となる可能性を示唆している。セキュリタイズの上場成功とその後のパフォーマンスは、従来型金融とデジタル資産市場の融合がどの程度の規模と速度で進むかを測る重要な指標となる。金融業界は、規制が整備されつつあるこの新興市場で、誰が事実上の標準プラットフォームとなるかに注視している。