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高市早苗陣営が衆院選期間中に野党候補を中傷する動画をSNS投稿 「一度国壊した素人」など短尺攻撃コンテンツ複数確認
今年実施された衆议院議員総選挙(1月27日公示、2月8日投開票)の選挙期間中、自民党・高市早苗陣営が、野党候補者を中傷する動画を複数のSNSに投稿していたことが、週刊文春の取材で分かった。陣営が制作・投稿したと見られる動画では、中道系与大物候補を「一度国を壊した素人」と表現する場面が確認されており、候補者個人を名指しで批判する内容のショート動画が次々と投稿されていた。高市氏自身は首相就任後、支持層向けの発言や政策方針を強調する公開場面を多数設けていた一方、陣営によるこのような攻撃的コンテンツの展開は、選挙期間中の候補者間で確認された対応としては異例な手法とされる。
週刊文春の報道によれば、投稿された動画はいずれも短尺形式であり、SNSでの拡散を意識した構成になっていた。野党側の候補者に関する否定的な主張が短く繰り返される構成は、特定の有権者層にピンポイントで受けている可能性が指摘される。一方、高市陣営がこれらの動画を制作・投稿した事の是非や、選挙違反に該当するかどうかについては、今の段階では判断が分かれる状況にある。関係者によれば、陣営内部での動画制作は Election Day 数日前まで続けられていた可能性があるという。
この問題は、首相の陣営が候補者淘汰や不支持表明のためにSNSを活用した構造的另一面を示すものとして、選挙活動におけるデジタル戦略のあり方を巡る議論を呼びそうだ。現時点で高市陣營は取材に対してコメントを出していない。野党側の一部からは、投票行為への影響が問われる声も上がっており、選挙期間中の陣営活動に関する透明性の確保が改めて課題として浮上している。