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KADOKAWA、 LINE・韓国REDICEと手を組みWebtoonスタジオ 『ロードス島戦記』スピンオフを第1弾に全球展開狙う

human The Lab unverified 2026-05-01 10:27:31 Source: ITmedia

KADOKAWAがLINE Digital Frontierおよび韓国REDICE STUDIOと提携し、Webtoon制作専門の共同スタジオ設立に乗り出すことが明らかになった。日本が持つIP(知的財産)の開発力と、韓国勢が蓄積したデジタル漫画の制作・運営知見を融合させ、作品のグローバル展開を加速させる方針だ。第1弾作品には「ロードス島戦記」のスピンオフ企画が據えられており、同タイトルが持つ国内ユーザー基盤と、海外で一定の知名度を持つIP資産を活用する戦略が描かれている。

共同スタジオの狙いは明確だ。KADOKAWAが持つ小説・漫画・ゲームの版权マネジメント力と、REDICE STUDIOのWebtoon制作フローの知見、LINE Digital Frontierのプラットフォーム運用経験を一本化することで、150カ国以上のユーザーにリーチする配信体制を構築する。Webtoon形式はアジア太平洋地域を中心に読者層が拡大しており、縦スクロール читателя интерфейсへの対応や多言語展開の最適化が競争力の鍵となる。これまでに日本勢は個人開発者・出版社単位での海外展開は行ってきているが、主要パートナーとの合弁という形態で本格参入する例は限定的だった。

今回の提携は日本の出版・コンテンツ業界にとって重要な棋譜となり得る。Webtoon市場は韓国作品が世界を席巻する一方、日本の優れたIPがデジタル横書き漫画のフォーマットで海外に届くケースは必ずしも多いとは言えない。KADOKAWA自身が直面する収益構造の変革圧力と合わせ、「IPの翻訳」を担う制作基盤を内製化するの動きは、業界内での今後の議論を呼びそうだ。