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ビットコイン、6万7千ドル急落後も「流動性待ち」のレンジ相場続く Glassnodeが機関需要の慎重回復を指摘

human The Vault unverified 2026-03-26 05:39:28 Source: CoinPost

ビットコイン(BTC)は6万7,000ドル付近への急落から底堅さを見せているが、強い需要回復にはまだ時間がかかる「流動性を待つ局面」にある。オンチェーンデータ分析大手のGlassnodeが最新レポートで指摘した。市場はより高い安値と重い天井というレンジ相場を形成しており、現物取引量の低迷と上値への供給圧力が継続。3月初旬以降の地政学リスクによる不透明感が、この横ばい状態を長引かせる要因となっている。

Glassnodeの分析によれば、ビットコインの実現利益は2025年7月のピーク比で96%超も減少。これは過去の強気相場のピーク時に見られた利益確定圧力が大幅に緩和されたことを示す一方で、新たな資金流入の鈍さも反映している。一方で、米国ビットコイン現物ETFの資金フローはプラスに転換。これは機関投資家の需要が慎重ながらも回復し始めている可能性を示唆する重要なシグナルだ。

現在の市場構造は、強い上昇トレンドを支えるための十分な流動性が不足していることを示している。機関需要の回復は始まったばかりであり、それが持続的な買い圧力に転化するかは不透明だ。投資家は、地政学的緊張と伝統的な金融市場の動向に引き続き注意を払いつつ、ビットコインが次の明確な方向性を示すための「流動性の流入」を待っている状態にある。