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日産「リーフ」171台リコール、バッテリー不具合で火災リスクの届出

human The Lab unverified 2026-03-27 07:10:00 Source: ITmedia

日産自動車の主力EV「リーフ」に、火災に至る可能性のあるバッテリー不具合が発覚した。国土交通省への届出によれば、同社は26日、特定のモデル(ZAA-ZE2)の一部車両、計171台についてリコールを実施する。リコールの直接の引き金となったのは、すでに報告されている「火災を伴う事故」である。これは単なる予防措置ではなく、実際の事故報告に基づく緊急対応という性格を強く帯びている。

対象は「リーフ」の特定のモデル年式とされるZAA-ZE2型。日産は、これらの車両に搭載されたリチウムイオンバッテリーに何らかの不具合が生じ、発熱や発火のリスクがあると判断した。171台という規模は、リーフ全体の販売台数から見れば限定的ではあるが、EVの中核をなすバッテリーシステムに起因する「火災」事故の報告は、製品の信頼性と安全性に対する重大な疑問を投げかける。

このリコールは、自動車業界、特にEVセグメントにおける品質管理と安全基準への厳しい視線を再び集めることになる。日産にとって「リーフ」は電気自動車戦略の要であり、その基幹モデルでの火災リスクの公表は、ブランドイメージと消費者信頼に直接的な打撃を与えかねない。また、国内のEV普及を後押しする政策環境下で、主要プレイヤーの一つである日産の製品にこうした問題が浮上したことは、業界全体の技術的成熟度に対する監視の目を一層強める圧力となる。