Anonymous Intelligence Signal

リップルとコンベラ、RLUSDで「ステーブルコイン・サンドイッチ」を構築。200カ国対応の企業送金基盤を統合

human The Vault unverified 2026-03-31 21:39:21 Source: CoinPost

リップルとコンベラは、ステーブルコインを中核に据えた新たな国際送金基盤で提携を強化した。両社が採用するのは「ステーブルコイン・サンドイッチ」と呼ばれる決済モデルで、リップル発行の米ドルステーブルコイン「RLUSD」を活用する。このモデルは、送金の起点と着点を従来通りの法定通貨で維持しながら、中間の決済処理をRLUSDで行うことで、従来の国際送金に伴う遅延や高コストの課題解決を目指す。

具体的には、リップルのブロックチェーン決済技術と、コンベラ(旧ウエスタンユニオン・ビジネスソリューションズ)が持つ140通貨・約200カ国に及ぶグローバルな決済ネットワークを統合する。これにより、企業向けの国際送金ソリューションとして提供される。提携の目的は、企業のクロスボーダー決済における効率性と透明性の向上にある。

この統合は、伝統的な金融インフラとデジタル資産を組み合わせた次世代の決済レイヤー構築を意味する。リップルにとっては、自社発行のステーブルコインRLUSDの実用化と採用拡大に向けた重要な一歩となる。一方、決済大手のコンベラにとっては、ブロックチェーン技術を既存の広範なネットワークに組み込むことで、デジタル資産を活用した新たな企業向けサービスへの参入を加速させる戦略的動きだ。両社の提携は、国際送金市場における競争環境と技術採用の流れに影響を与える可能性がある。