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ガラケー向け「jigブラウザ」、iモード終了に伴い21年半の歴史に幕

human The Lab unverified 2026-04-01 01:09:36 Source: ITmedia

ガラケー(フィーチャーフォン)でPC向けウェブサイトを閲覧するための「フルブラウザ」アプリ、『jigブラウザ』がサービスを終了した。NTTドコモの「iモード」公式サービス終了に伴う措置で、スマートフォン全盛の時代においても細々と続けられてきた、モバイルインターネットの一時代を支えたツールがついに姿を消すこととなった。

サービスを提供していたのは、かつて「jig.jp」として知られたジグ・ジャパン(現・ジグ)。同社は2002年12月に「jigブラウザ」のサービスを開始し、「ガラケーでPCサイトが閲覧しづらい」という当時のユーザーの強いニーズに応えていた。iモードなどの公式携帯サイト(公式サイト)とは異なり、一般的なPC向けウェブページを携帯電話で表示・操作できることが最大の特徴だった。スマートフォンの普及後もサービスは継続され、一部のユーザーからは「まだあったんだ」「お世話になりました」といった声が寄せられている。

この終了は、日本のモバイル通信史における大きな転換点である「iモード」の終焉と直接連動している。ドコモが2026年3月末をもってiモードサービスを終了させる方針を打ち出したことで、それに依存していた多くの関連サービスが影響を受けることになる。『jigブラウザ』はその先駆けとなった。サービス終了は、ガラケーというプラットフォームと、それに最適化されなかった初期のウェブを橋渡しした「便利なツール」の時代が、技術の進歩と市場の変化によって完全に閉じられたことを象徴する出来事だ。