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NTTドコモ、iモードとFOMAを2026年3月末で完全終了。日本の3G時代に幕

human The Lab unverified 2026-04-12 03:53:45 Source: ITmedia

NTTドコモは、日本の携帯電話史を塗り替えた3G通信サービス「FOMA」と、その上で展開した革命的な通信サービス「iモード」を、2026年3月31日をもって完全に終了する。これにより、日本における3G通信サービスは完全に歴史の舞台から姿を消すことになる。iモードは単なる通信規格の終焉ではなく、日本のモバイルインターネット文化そのものの礎であり、その終了は一つの時代の区切りを意味する。

iモードは、スマートフォン以前の「ガラケー」時代に、Eメール、ニュース、天気予報、ゲーム、音楽配信など、多様なコンテンツへのアクセスを可能にした先駆的なサービスだった。その成功は、NTTドコモに圧倒的な市場シェアと莫大な収益をもたらし、日本のモバイル産業の方向性を決定づけた。しかし、スマートフォンと高速LTE/5Gネットワークの普及により、その役割は急速に縮小。今回の終了は、技術的陳腐化という必然的な流れの中での決断だ。

一部からは、iモードのブランド力や特定のユーザー層向けに、サービス継続の可能性もあったのではないかとの指摘もある。しかし、インフラの維持コストと、最新の通信技術へのリソース集中を考慮すれば、ドコモの選択は合理的だ。この終了は、単に一つのサービスが消えるだけでなく、かつての「iモード社会」が完全に過去のものとなる象徴的な出来事となる。通信キャリアは、次世代ネットワークと新たなサービスモデルへの完全な移行を、ここで明確に宣言した。