1. ドン・キホーテ、中国人「訪日自粛」の逆風をものともせずインバウンド絶好調の理由
政治問題を背景にした中国人観光客の「訪日自粛」が続く中、小売業界では明暗が分かれている。百貨店各社が「モロに影響を受けている」とされる一方で、ドン・キホーテを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングス(PPIH)のインバウンド業績は「絶好調が続く」という異例の構図が浮かび上がっている。同じ市場環境下で、なぜこれほどまでの差が生じているのか。 その理由は、ドン・キホーテが持つ独特の商品構成と店舗戦略にあるとみられる。同社は従来から、日用雑貨から食品、ブランド品まで多様な品揃えを24時間営業で提供し、価格訴求力が強い。この「何でもあり」の品揃えと価格帯が、特に予算を気にする訪日外国人旅行者、あるいは自粛ムードの中で...