1. 立教大学助教授一家心中の衝撃、教え子との不倫と大学の放置が招いた悲劇(1973年)
1973年9月、静岡県伊豆半島の海岸で発見された一家4人の遺体は、単なる心中事件ではなかった。立教大学助教授・大場啓仁(当時38歳)と妻、幼い娘2人の死は、大学当局が放置した教え子との不倫関係というスキャンダルが引き起こした悲劇の結末だった。警察は当初、崖上に残された遺書から一家心中と断定したが、その後の捜査が明らかにした事実は、大学内部の隠蔽と社会的圧力の深刻さを浮き彫りにした。 事件の核心は、大場助教授と女子学生との「みだらな関係」とされる不倫にあった。当時の大学関係者によれば、この関係は学内で広く知られており、問題は表面化していたにもかかわらず、大学側は事態を放置。適切な調査や介入を行わなかったという。この大学の無策と、スキ...