1. アルツハイマー病治療に革命か:米大学が「脳内ごみ」を一掃するCAR-A療法を発表、マウスで実証
アルツハイマー病の根本治療に新たな突破口が開かれた。米ワシントン大学などの研究チームが、たった一度の投薬で脳内のアミロイドβ(ベータ)と呼ばれる「ごみ」を大掃除する革新的な治療法を開発し、権威ある学術誌『Science』で発表した。この「キメラ抗原受容体アストロサイト(CAR-A)」療法は、従来の薬剤とは異なり、脳内の細胞そのものを遺伝子操作して「掃除屋」に変え、アルツハイマー病の原因とされるタンパク質の蓄積を除去するという全く新しいアプローチだ。 研究チームは、アルツハイマー病を発症させたマウスモデルを用いてこのCAR-A療法を実証した。一度の投与で、脳内のアストロサイト(星状膠細胞)に特殊なキメラ抗原受容体(CAR)を発現させ...