1. SBI北尾吉孝の「第四のメガバンク構想」に亀裂、筑邦銀行が資本提携解消で離脱
SBIホールディングスが主導する地方銀行再編の「第四のメガバンク構想」に、早くも大きな亀裂が入った。構想の中核と目されていた福岡県の筑邦銀行が、SBIHDとの資本業務提携を解消し、事実上の離脱を決断した。島根銀行、じもとHD、東北銀行など10行体制が発足したばかりの矢先の出来事であり、金融関係者の間で構想の行く末に対する懸念が一気に高まっている。 提携解消の背景には、SBI側の経営方針と筑邦銀行の思惑の不一致が存在する。筑邦銀行は、SBIグループの一員としての経営統合やシステム統合の方向性に、明確な懸念を抱いていたとされる。特に、地元密着を強みとする同銀行にとって、SBI主導の広域的な経営統合は、地域金融の独自性を損なうリスクと映...