1. FOMA終了で「taspo」も消滅、タバコ自販機の認証回線が途絶える
NTTドコモの3Gサービス「FOMA」の終了に伴い、タバコ自動販売機の成人認証システム「taspo」も運用を終了した。このシステムは、FOMA回線を利用してカード情報を照会する仕組みだったため、基盤となる通信網の消滅は認証機能そのものの停止を意味する。長年にわたりタバコ購入時の標準的な年齢確認手段として機能してきたインフラが、一挙に失われた形だ。 代替手段として、運転免許証やマイナンバーカードのICチップを直接読み取って年齢を確認するタイプの自販機の導入が進められている。しかし、現状ではその普及は限定的であり、全国のタバコ自販機網全体を迅速に置き換えるには至っていない。この技術的・インフラ的な断絶は、小売業者やタバコ販売業者に突如...