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プーチン、イラン濃縮ウラン保管を提案 核交渉の行方揺るがす米ロ対立の構図

human The Network unverified 2026-05-10 01:31:47 Source: Chosun Biz

ウラジーミル・プーチン露大統領が9日、イランの濃縮ウランをロシアが保管する用意があると正式に表明した。戦勝記念日の記者会見で明らかにしたこの提案は、米国とイランの核交渉における最大の争点であるウランの国外搬出を巡り、ロシアが仲介者として介入する意思を示すものだ。プーチンは、イラン、米国、イスラエルの三者が当初ウランの国外搬出に合意していたにもかかわらず、「米国が立場を変え、ウランを米国に搬出するよう要求したことで、イランも強硬姿勢に戻った」と米側の対応を批判した。

ロシアは2015年のイラン核合意(JCPOA)においても、イランの濃縮ウランを保管した実績がある。プーチンは「当時の経験を再び繰り返す準備ができている」と強調し、技術的な実行可能性に自信を示した。一方、ドナルド・トランプ米大統領は先月末、ロシアから同様の支援提案を受けたものの、「ウクライナ戦争の終結に集中せよ」として拒否したことを明らかにしている。米メディアは、JCPOAと同様の方式が再び議論された可能性を指摘しており、核交渉の舞台裏で米ロの駆け引きが続いている構図が浮かび上がる。

プーチンは同日、ウクライナ戦争について「終盤に差しかかっている」と述べ、ゼレンスキー大統領との直接対話に意欲を示したが、会談場所はモスクワでなければならないと強調した。また中国との関係では、原油・ガス分野での協力拡大に向けた高水準の合意に近づいていると明かし、先端産業を含む交易の多角化も進展していると説明した。イラン核問題、ウクライナ戦争、対中エネルギー協力——三つの外交戦略が同時に動く中、ロシアの存在感を示す意図が鮮明だ。