1. 映画監督が告発する「家族の監禁」:医師の両親が統合失調症の姉を南京錠で自宅に閉じ込めた“家族の危機”
「また法律を破ってるな」。映画監督の藤野知明(59)が目の当たりにしたのは、医師である自身の両親が、統合失調症を患う姉を自宅に南京錠で閉じ込めるという、医療倫理と家族の在り方を揺るがす現実だった。1983年に姉が発症して以来、適切な医療につなげようとしない両親への怒りは、監督の中で長年にわたり蓄積されてきた。一時は「突発的に両親を殺してしまうのではないか」という思いにまで駆り立てられたという、極限の精神的葛藤が語られる。 この事態は、単なる家庭内の不和を超え、専門職である医師が家族に対して行った、人権と法律に抵触する可能性のある行為として浮上している。情報源である「文春オンライン」の報道によれば、監督は姉の状態と両親の対応に直面し...