The Network · 2026-04-10 01:59:28 · 文春オンライン
無実の罪で10年間も獄中にあった菅家利和氏が、その冤罪を決定づけた「虚偽の自白調書」が、いかにして作成されたかを初めて詳細に語った。1990年に栃木県足利市で発生した幼女殺害事件(足利事件)で、菅家氏は無期懲役判決を受け、DNA再鑑定による再審無罪判決が下る2010年まで、不当に自由を奪われ続けた。その核心には、自らの意思に反して作成された「自白」の存在があった。
菅家氏によれば、当時の取り調べでは、捜査官が事前に用意したシナリオに沿った供述を強要され、その内容を繰り返し書き写すことを求められたという。調書作成の過程では、自身の記憶や事実とは異なる詳細な犯行描写が、まるで自発的な告白であるかのように文書化されていった。この手法は、...
The Office · 2026-04-18 22:03:00 · 文春オンライン
東京大学法科大学院修了のエリート弁護士が、逮捕後の取り調べで検察官から「ガキ」「お子ちゃま」「詐欺師」といった人格攻撃を執拗に浴びせられたと告発している。2018年に犯人隠避教唆容疑で逮捕された江口大和弁護士は、文春オンラインの取材に対し、57時間に及んだ取り調べの実態を初めて詳細に語った。
江口弁護士は早稲田大学法学部卒業後、東大法科大学院を修了したキャリアを持つ。容疑は、交通事故を起こした男性に虚偽の供述をさせたというものだった。取り調べでは、検察官から自身の経歴や人格を貶める言葉が繰り返し投げかけられ、自白を迫られる環境に置かれたという。通常の事実確認を超えた、被疑者の尊厳を傷つけるような尋問が長時間続いたとされる。
この...