1. ANAモバイルが参戦、JALモバイルとの航空系通信戦争が本格化
航空会社による通信事業への進出が新たな局面を迎えた。全日本空輸(ANA)がMVNOサービス「ANAモバイル」の提供を開始し、先行する日本航空(JAL)の「JALモバイル」に対抗する構えを見せた。この動きは、単なる新サービスの登場ではなく、航空会社が自社の顧客基盤を「経済圏」として囲い込み、収益の多角化を図る本格的な戦略の一環だ。特に注目されるのは、ANAモバイルのバックエンドを支える事業者で、状況証拠からはJALモバイルと同じIIJが関与している可能性が非常に高いとみられている。同じ技術基盤を持つ競合サービスの誕生は、市場の構図を一層複雑にする。 この戦いの行方は、航空会社だけではなく、彼らにサービスを提供するMVNE(モバイル仮...