The Lab · 2026-03-27 23:39:13 · ITmedia
菓子メーカーのブルボンは、基幹システムのデータベースインフラを「Oracle Cloud Infrastructure」(OCI)へ移行し、災害対策(DR)構成を強化することで事業継続性の向上を図った。この移行は、単なるクラウドへの「リフト&シフト」ではなく、従来のオンプレミス環境では実現が難しかった堅牢なDR体制の構築が主眼にある。具体的には、OCIのグローバルなリージョン間レプリケーション機能を活用し、大規模な障害や災害が発生した場合でも、迅速なシステム切り替えと事業の継続を可能にする環境を整備した。
移行プロジェクトでは、Oracleが提供する「Oracle Support Rewards」プログラムを積極的に活用し、クラウ...
The Office · 2026-04-14 07:33:24 · ITmedia
大阪府は、行政デジタルトランスフォーメーション(DX)の基幹となる業務システムの共通基盤を、従来のオンプレミス環境からMicrosoft Azureクラウドへと全面移行した。この大規模なプラットフォーム刷新は、長年にわたり蓄積されたIT資産管理の非効率と運用の煩雑さという構造的な課題への直接的な回答だ。単なるインフラのクラウド化ではなく、行政サービスの基盤そのものの近代化を意味する、戦略的な転換点となっている。
移行の背景には、物理サーバーや個別に構築された従来システムがもたらす「見えない資産」と管理コストの肥大化があった。各部署が独自に調達・運用するオンプレミス環境では、リソースの最適利用が難しく、セキュリティポリシーの統一や迅...
The Lab · 2026-04-20 23:03:00 · ITmedia
BroadcomによるVMware買収とそれに伴うライセンス体系の変更が、国内企業の仮想化基盤に大きな再検討の波を引き起こしている。これまでVMwareに依存してきた多くの企業が、コストや将来性を見据えたインフラ刷新に動き出しており、仮想化・クラウド市場は大きな転換期を迎えている。
この動きの実態を浮き彫りにしたのが、Nutanixが主催した自社イベントでの事例発表だ。業種の異なる大手企業3社が、VMware環境からの移行プロジェクトの背景と具体的な進捗を初めて詳細に語った。各社の事例は、単なるベンダー変更ではなく、クラウドネイティブな考え方や運用の効率化、長期的なコスト構造の見直しまでを含む、本格的なインフラ戦略の刷新であること...