1. ソニー・ホンダEV「AFEELA」開発中止:日本の「ソフトが勝つ時代」への問いかけ
ソニーとホンダが共同で進めていたEV「AFEELA」の開発が中止された。これは単なる一つのプロジェクトの終わりではなく、日本の製造業が「ソフトが勝つ時代」に何を売り、どう生き残るべきかという根本的な問いを突きつける出来事だ。センサー、映像、音響、コンテンツに強みを持つソニーと、車体開発と量産能力を持つホンダの組み合わせは、米テスラや中国メーカーとも異なる日本独自の「ソフトウェア定義車(SDV)」を生み出す可能性を秘め、業界に久々の「夢のある連合」として期待を集めていた。 その構想が頓挫したことは、日本の強みである「モノづくり」のハードウェア能力だけでは、次世代の自動車産業をリードできない現実を浮き彫りにした。自動車の価値の中心が、...