The Lab · 2026-03-26 10:10:07 · ITmedia
NTTドコモとNTTドコモビジネスが、法人顧客向けに「5Gスライシング」の提供を開始した。これは、5G SAネットワークの核となるネットワークスライシング技術を活用し、ネットワークが混雑する時間帯や場所でも、契約した法人ユーザーに対して安定した通信品質を優先的に保証するサービスである。従来のベストエフォート型の通信環境から一歩進み、特定の通信回線を仮想的に「専用レーン」として確保する仕組みだ。
具体的には、工場のIoT機器制御、遠隔医療、自動運転支援、高精細映像のリアルタイム伝送など、通信の遅延や途絶が許されない業務用途での導入が想定されている。NTTドコモビジネスが営業窓口となり、企業のニーズに応じて必要な帯域や品質(低遅延、高...
The Network · 2026-03-29 22:39:17 · ITmedia
家電やEVでの苦戦が続く日本企業が、世界の主戦場を「通信インフラ」に移し、逆転を狙っている。世界最大のモバイル技術見本市「MWC 2026」では、中国Huaweiが最大の展示面積を誇る中、NTTの島田明社長と楽天の三木谷浩史会長兼社長が基調講演に登壇。日本発の次世代インフラ構想「IOWN」の第2フェーズなど、日本勢の技術戦略が国際的な注目を集めた。これは、世界的な競争で後れを取った分野に代わる、数少ない戦略的強みへの集中投資を意味する。
現地からレポートするMM総研の関口和一理事長は、通信分野が日本企業にとって残された重要な「勝負所」であると指摘する。NTTが推進する光・電融合技術「IOWN」は、超低遅延・超大容量のネットワーク基...
The Network · 2026-04-01 05:09:34 · ITmedia
大規模災害時に、被災した携帯電話事業者のユーザーが、他社の通信網を利用できる「JAPANローミング」が本日、運用を開始した。これは、被災事業者のネットワークが機能不全に陥った際、状況に応じて他の事業者が自社の4G LTEネットワークを被災事業者の契約者に開放し、通信の途絶を防ぐことを目的とした画期的な相互救済システムである。
具体的には、地震や台風などの災害で特定の事業者の基地局が損傷し、サービス提供が困難になった場合、事前に合意した他の携帯電話事業者が、自社のネットワークを一時的に「融通」する。これにより、被災事業者のユーザーは、契約している事業者の回線が使えなくても、救済事業者のネットワークを通じて通話やデータ通信を行えるよう...
The Network · 2026-04-01 10:29:14 · ITmedia
国内の携帯電話キャリア5社が、大規模災害や通信障害発生時に、契約しているキャリア以外の他社回線を自動的に利用できる新サービス「JAPANローミング」の提供を、本日4月1日に開始した。これは、自社の基地局が被災して通信が途絶えた場合でも、他社の生き残ったネットワークを通じて最低限の通信を確保することを目的とした、業界を超えた初の本格的な相互接続協定だ。従来の災害対策を一歩進め、ライバル関係を超えたインフラの「相互保険」として機能する可能性がある。
サービスは「フルローミング」と「緊急通報のみ」の2種類が用意されている。フルローミングでは、音声通話やSMS、データ通信が可能となるが、緊急通報のみのモードでは、110番や119番などの緊...
The Network · 2026-04-21 07:33:13 · ITmedia
関西電力グループの通信事業者、オプテージの名部正彦社長が、大阪を東京の通信インフラを補完する拠点とするための大規模投資計画を明らかにした。産経新聞のインタビューで、名部社長は「1社だけの力では難しいが、10年程度で大阪が東京の通信インフラを補完し、一定の役割を果たせるようにしていきたい」と語り、首都圏への一極集中を是正するための具体的なロードマップを示した。
名部社長の発言の核心は、現在の通信需要の想定が甘いという認識だ。「通信量『3分の1では足りない』」と指摘し、将来のデータ流通量の爆発的増加を見据え、既存のインフラ計画では不十分であるとの危機感を露わにした。これは、AIの普及やデジタル化の加速により、近い将来、データセンターへ...