The Vault · 2026-03-25 23:39:24 · CoinPost
運用資産残高1.7兆ドルを有する米国資産運用大手フランクリン・テンプルトンが、実物資産トークン化のOndo Financeと提携し、既存のETFをブロックチェーン上のトークンとして発行する新プロダクトを発表した。これは、伝統的な金融資産を仮想通貨ウォレットで24時間365日取引可能にする画期的な動きであり、巨大な伝統金融資本が直接、デジタル資産の流通インフラに参入する重大な一歩を意味する。
具体的には、フランクリン・テンプルトンが運用する米国成長株ETFや金ETFなどの既存商品がトークン化され、ユーザーは仮想通貨ウォレットを通じてこれらのトークンを保有・取引できるようになる。さらに、このトークン化されたETFは分散型金融(DeFi...
The Vault · 2026-03-26 23:39:31 · CoinPost
米国の主要暗号資産取引所コインベースが、仮想通貨を担保とする住宅ローンの提供に乗り出す。この動きの核心は、米政府支援機関であるファニーメイ(連邦住宅抵当公庫)の裏付けを獲得した点にある。ファニーメイが仮想通貨担保ローンを裏付けるのは初めてのケースであり、従来の金融システムと暗号資産市場の接点において、信頼性の向上を図る画期的な試みとなる。ユーザーは、コインベース口座内のビットコイン(BTC)またはステーブルコインUSDCを現金化することなく、住宅購入の頭金として活用できる新サービスを利用可能になる。
コインベースは、住宅ローン市場への参入にあたり、住宅ローン関連企業のベター社と協業する。この提携により、仮想通貨保有者が資産を売却せ...
The Vault · 2026-03-27 07:40:03 · CoinPost
仮想通貨ウォレットの巨人、メタマスクが、新興レイヤー「HyperEVM」への完全なサポートを開始した。これは単なるネットワークの追加ではなく、メタマスクのアプリ内でHyperEVMネットワーク間のトークンスワップを直接可能にする、より深い統合を意味する。ユーザーは、複雑な手順を踏むことなく、主要なウォレット内から直接HyperEVMのエコシステムにアクセスし、資産の交換を行えるようになる。この動きは、メタマスクが単なるウォレットを超え、多様なブロックチェーン間の流動性ハブとしての機能を強化する明確なシグナルだ。
この統合の中心にあるのは、ハイパーリキッドが開発するEVM互換レイヤー「HyperEVM」である。メタマスクは公式Xアカ...
The Vault · 2026-03-28 01:39:17 · CoinPost
ブロックチェーン分析企業TRMラボスが公開した最新レポートが、予測市場の急拡大とその構造変化を明らかにした。月次取引高は2025年初頭の12億ドルから、わずか1年強で200億ドルを突破。この急成長を牽引しているのは、地政学・マクロ経済・米国政治関連のイベント取引であり、従来の仮想通貨関連取引を取引高で逆転させた。市場の主流が、デジタル資産の価格予測から、現実世界の政治的・経済的不確実性への賭けへと急速にシフトしていることを示す強力なシグナルだ。
TRMラボスの分析によると、取引高の過半数を地政学関連イベントが占めている。これは、ユーザーが単に投機的な資産価格の予測だけでなく、戦争、選挙、政策転換といった現実のリスク事象に対するヘッ...
The Vault · 2026-03-28 02:09:15 · CoinPost
欧州中央銀行(ECB)が、分散型金融(DeFi)のガバナンスが「分散化されていない」という核心的な問題を指摘するレポートを発表した。理論上の理想とは裏腹に、実際のDeFiプロトコルの意思決定権は、ごく少数の権力者に集中しているという厳しい現実分析が示された。ECBは、この実態に即した規制アプローチの必要性を強く訴え、既存の枠組みの改良を提言している。
具体的なデータとして、ECBは主要なDeFiプロトコルにおけるガバナンストークンの保有状況を分析。その結果、上位100名の保有者が全体のガバナンストークンの80%以上を支配している実態を明らかにした。AaveやMakerDAO(現SkyProtocol)といった主要プロトコルも例外で...
The Vault · 2026-03-29 23:39:26 · CoinPost
イーサリアムが、急拡大するトークン化資産(RWA)市場において圧倒的な支配的地位を確立している。ブロックチェーンデータ分析プラットフォームTokenTerminalが公開した最新データによると、現在流通する全トークン化資産の61.4%がイーサリアム上で決済されており、その金額は2062億ドルに達する。これは、伝統的な金融資産をブロックチェーン上でデジタル化するRWA市場において、イーサリアムが他を圧倒する基盤インフラとしての地位を不動のものにしたことを意味する。
同データが示す最も注目すべき点は、イーサリアム上のトークン化資産の時価総額が前年比で40%以上も急増していることだ。この急激な成長は、RWA市場そのものが急速に拡大してい...
The Lab · 2026-03-30 06:39:27 · CoinPost
オンチェーン分析プラットフォームのGlassnodeが公開したリアルタイム遅延マップ「ハイパーレイテンシ」が、分散型デリバティブ取引所Hyperliquidへの接続速度に極めて大きな地理的格差があることを明らかにした。最も顕著なのは東京からの応答速度で、HyperliquidのAPIおよびバリデータへの遅延はわずか約16ミリ秒に収まっている。これは、取引執行の速度が利益を左右する高頻度取引やアルゴリズム取引において、東京が圧倒的に有利な立地であることを示す強力なデータだ。
このマップは、Glassnodeが公式Xアカウントで発表し、すでに稼働しているモニタリングツール。世界各地からHyperliquidへの接続遅延をリアルタイムで...
The Vault · 2026-04-01 20:59:09 · CoinPost
ソラナブロックチェーンを基盤とする主要な分散型取引プラットフォーム「ドリフトプロトコル」が、大規模なエクスプロイト攻撃の被害に遭った。オンチェーンデータによれば、流出額は少なくとも2億ドル、一部の試算では最大2億7,000万ドル(約430億円)に上る可能性があり、ソラナエコシステムにおける近年でも最大級のセキュリティ侵害事件となった。攻撃者は、同プロトコルの流動性トークン「JLP」を中心に、1億5,000万ドル相当を流出させたとみられている。
ドリフトは公式X(旧Twitter)アカウントを通じ、プロトコル上で「異常な動き」を確認し、調査を開始したことを公表した。同プロトコルは、調査が完了するまでユーザーに資金の新規預け入れを控え...
The Vault · 2026-04-02 05:29:35 · CoinPost
分散型取引所(DEX)ユニスワップの運営を支えるユニスワップ財団が、その財務基盤と将来計画を明らかにした。2025年末時点で、現金、ステーブルコイン、暗号資産を含む総資産は1億3000万ドル相当に上り、当面の運営を維持できる見通しを示した。この開示は、多くの暗号プロジェクトが資金枯渇に直面する中、ユニスワップの持続可能性に対する市場の関心に応えるものだ。
財団は、この資金の具体的な充当計画として、助成金プログラムに総額1億620万ドルを割り当てる予定であると発表した。これは、プロトコルの開発やコミュニティの成長を支援するための重要な投資となる。さらに、財団は2027年までの資金計画を提示しており、単なる現状報告を超えた長期的な運営...
The Vault · 2026-04-02 23:59:23 · CoinPost
ステーブルコイン大手のサークルが、ビットコイン(BTC)を基盤とする新たな資産市場に本格参入した。同社は3日、BTCと1:1で裏付けられたラップドビットコイン「cirBTC」の提供を発表。この動きは、USDCで確立したステーブルコイン市場での地位を、ビットコインの流動性を扱う領域へ拡大する明確な戦略を示している。
cirBTCは、ネイティブBTCによる完全担保を採用し、その準備金はオンチェーン上でリアルタイムかつ独立して検証可能な設計となっている。先行ローンチは、イーサリアムとArcチェーンで行われる予定だ。これは、サークルが単一チェーンに依存せず、複数のブロックチェーンエコシステムにおけるビットコインの利用可能性を高める「マルチ...
The Vault · 2026-04-03 02:59:28 · CoinPost
ソラナ(SOL)基盤の分散型取引プラットフォーム「ドリフトプロトコル」で発生した約450億円相当の大規模ハッキング事件。その核心は、プログラムの脆弱性でもなく、シードフレーズの漏洩でもなかった。公式の調査報告が示すのは、高度な「標的型ソーシャルエンジニアリング」によって、マルチシグ(複数署名)ウォレットの管理者権限が奪取された可能性だ。これは単なる技術的攻撃を超え、組織の内部セキュリティと人間の心理を狙った、計画的な権限侵害の様相を帯びている。
ドリフトプロトコルは2日、前日に発生した不正流出の詳細な状況報告を公表した。同社は、自社のプログラムやスマートコントラクトにバグはなく、シードフレーズがハッキングされた証拠もないと強調。そ...
The Network · 2026-04-06 04:59:23 · CoinPost
Solana基盤の分散型取引プラットフォーム「Drift Protocol」を襲った大規模ハッキング事件は、単なる一過性の攻撃ではなく、半年以上にわたる組織的で綿密な潜入工作の結果であったことが公式調査で明らかになった。5日に公開された最新報告書は、攻撃準備が2025年秋頃から始まり、複数の侵入経路と高度なソーシャルエンジニアリングの痕跡が確認されたと指摘。事件の背景には、北朝鮮系とされる高度なハッカー集団「UNC4736」の関与が強く疑われている。
調査チームは、攻撃者がVSCode拡張機能の脆弱性を含む複数の技術的経路を悪用し、システム内部に長期潜伏するための足場を構築していたと分析。この「長期潜伏」戦術は、単に資金を奪うだけ...
The Vault · 2026-04-06 22:59:20 · CoinPost
分散型予測市場のポリマーケットが、ローンチ以来最大規模となる取引所インフラの全面刷新を発表した。今後2〜3週間で実施されるこの大規模アップグレードは、新しいスマートコントラクトとオーダーブックへの移行に加え、基軸通貨をUSDC.eから独自ステーブルコイン「PolymarketUSD」へ切り替えるという大胆な一手を含む。これにより、処理効率と市場流動性の大幅な向上が期待されるが、移行に伴い全オーダーブックがリセットされるため、既存のポジションを持つユーザーへの影響は避けられない。
今回の刷新の核となるのは、新しい照合エンジン「V2」への移行だ。これにより、取引の高速化とガスコストの削減が見込まれる。しかし、最も注目すべきは、外部ステ...
The Network · 2026-04-07 02:30:02 · CoinPost
米証券取引委員会(SEC)が検討する分散型金融(DeFi)と株式トークン化に関する規制案に対し、業界団体が強硬な反対姿勢を示した。コインベースなど100社以上が加盟する米ブロックチェーン協会(Blockchain Association)は、SECに書簡を送付し、DeFi開発者を「取引所」や「ブローカー」と定義する規制案の撤回を求めた。この動きは、大手マーケットメーカーであるシタデル・セキュリティーズがSECに提出した規制強化提案への直接的な反論であり、暗号資産業界と伝統的金融機関の間で規制の在り方を巡る対立が表面化した。
ブロックチェーン協会は、シタデルが提案した規制枠組みが「誤った前提」に基づいており、技術的に不可能なコンプラ...
The Lab · 2026-04-07 06:59:12 · CoinPost
ソラナ財団は、総預かり資産(TVL)1,000万ドルを超えるDeFiプロジェクトを含むソラナエコシステム全体のセキュリティを強化するため、24時間体制の監視と専門的な対応ネットワークを整備した。これは、同エコシステムに対する攻撃や脆弱性のリスクが高まる中、財団が主導する初の包括的なセキュリティ強化策となる。
新たに発表されたのは「STRIDE」と「SIRN」の2つのプログラム。いずれもセキュリティ企業のアシメトリック・リサーチが主導し、ソラナ財団の資金援助を受けて運営される。STRIDEは、エコシステム内のプロジェクトに対する継続的な脅威評価、監視、インシデント対応を一本化するプラットフォーム。一方のSIRNは、セキュリティインシ...
The Vault · 2026-04-08 02:29:24 · CoinPost
ソラナブロックチェーンを基盤とする分散型取引所(DEX)「stabble」が、北朝鮮IT労働者とされる人物のプロジェクト関与の疑念が浮上したことを受け、全ユーザーに対し資産の出金を緊急要請した。プロジェクト側はX(旧Twitter)を通じて、流動性を一時的に引き出すよう呼びかけ。不正流出は「確認されていない」と強調しているものの、コミュニティの信頼は大きく揺らいでいる。
stabbleは7日、具体的な状況説明を省いたまま、この異例の出金要請を発表。背景には、北朝鮮IT労働者とみられる人物がプロジェクトに関与していた可能性が指摘されている。この疑惑は、分散型金融(DeFi)プロジェクトにおけるコンプライアンスとセキュリティの根本的な...